国の成長戦略に位置付けられた鹿島地区 鹿嶋市の未来に大きな可能性

国の成長戦略に位置付けられた鹿島地区 鹿嶋市の未来に大きな可能性

kashimaport01

(国土交通省のページから引用)

こんにちは。鹿嶋市議会議員の佐藤信成です。

先日、国の資料を確認していたところ、鹿嶋市の将来にとって非常に重要な記載を見つけました。

巻末の「関東域内の地域産業ポテンシャル」において、茨城県の重点地域として

「常陸那珂・鹿島地区」

が位置付けられていたのです。

資料では、

「茨城港・鹿島港を中心に、クリーンエネルギーのサプライチェーンやグリーンケミカルの供給拠点など、カーボンニュートラル産業拠点の創出に向けた取組を推進する」

とされています。

さらに、三菱ケミカルによるケミカルリサイクル実証プラント建設についても触れられていました。

これは鹿嶋市にとって何を意味するのでしょうか。

これまで鹿島臨海工業地帯といえば、

  • 鉄鋼

  • 石油化学

  • 港湾

  • 発電施設

といった重厚長大型産業の集積地として発展してきました。

しかし今回の資料からは、国が鹿島地区を単なる既存産業の集積地としてではなく、

GX(グリーントランスフォーメーション)や脱炭素産業の拠点

として育成しようとしていることが読み取れます。

具体的には、

  • 水素

  • アンモニア

  • SAF(持続可能航空燃料)

  • ケミカルリサイクル

  • CO₂回収・利用(CCUS)

といった次世代産業です。

私は議員として、この資料の中で特に3つの点に注目しています。

まず1つ目は、

国が鹿島地区を重点地域として認識していること

です。

時折、「鹿島臨海工業地帯は古い産業だから今後は縮小していくのではないか」という声を耳にします。

しかし国の戦略を見る限り、その認識とは逆で、

鹿島地区は今後も国家戦略上重要な産業拠点として位置付けられている

ことが分かります。

2つ目は、

東関東自動車道水戸線との関連性

です。

資料では成田空港周辺の産業戦略の中で、

  • 圏央道

  • 東関東自動車道水戸線

の整備効果が強調されています。

鹿嶋市議会でもたびたび取り上げられている東関東自動車道水戸線の全線開通ですが、これは単なる交通利便性の向上だけではありません。

国が進める産業政策や物流戦略とも密接に関係している可能性があります。

そして3つ目は、

雇用創出への期待

です。

GX関連投資が進めば、

  • エンジニア

  • 化学技術者

  • プラント保守

  • 港湾物流

  • 建設業

など、幅広い分野で新たな雇用が生まれる可能性があります。

鹿嶋市が抱える人口減少問題を考えるうえでも、若い世代が働ける環境を地域内に確保することは非常に重要です。

もちろん、こうした国家プロジェクトがすぐに市民生活へ直結するわけではありません。しかし、将来のまちづくりを考える上では見逃せない大きな流れです。

私は今後も、国の動向や企業投資の状況を注視しながら、鹿嶋市にとってどのようなチャンスがあるのかを議会で提言していきたいと思います。

鹿嶋市は、これからの日本のエネルギー政策や産業政策の中で重要な役割を担う可能性を秘めています。

地域の未来に向けて、この流れをしっかりと活かしていきたいと思います。

以下の、ページを参考にしております

関東地域における戦略産業クラスター計画の素案

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