先日の予算委員会での佐藤の質疑部分のみをYouTubeにアップしましたので、
お時間ある方は、ご視聴いただければと思います。
さて、表題の件です。
私たち8人の議員は、鹿嶋市の財政を心配して、厳しい意見を述べていますが、聞き入れられません。
一昔前の議員のイメージというのは、
「あそこに道路を通した」
とか
「信号をつけた」
とか、執行部に要望して目標を達成するために、強い意見を述べているようなものを思い浮かべるのではないでしょうか。
私たちは、そのようなことをしているのではなく、本当に数年後の鹿嶋市の財政が心配なので、強い意見を言っていますが、最後は多数決で全てが否決されています。
日本における、民主主義というのは、多くの人の意見を聴いて意思決定することをいうのですが、鹿嶋市議会の市長派グループの方の民主主義というのは、多数決のことを指しています。
だから、まだ日も高いというのに、すぐに議論を打ち切って「採決(多数決)をしろ」と発言し、充分な議論をすることなく、ものごとが決められていきます。
さて、私も常々、鹿嶋市の貯金が限界まで少なくなっていることは指摘してきました。
次の写真は、鹿嶋市が令和3年度予算を編成するために、各部署に通知した文書の一部です。
執行部の財務担当者は、現在の鹿嶋市の財政がどれほど厳しい状態なのかを、各部署に対して通知しています。
・貯金の残高が下限に達していること
・来年度は5億7千万円の減収となること
・建設後数十年たった公共施設の更新時期が近付いていること
→これまでと同じ予算規模で継続していくことは困難なこと
これが、現在の鹿嶋市の財政状況なのです。
そしてさらに、実は今年度、思うように税収が入ってこないため、それを穴埋めするための借金もしているのです。
次の写真です。

上から二行目に「市たばこ税の補正 △112,871」とあります。
これは当初の見込みよりも、たばこ税だけで、約1億1,300万円も税収が減ったことを意味します。
その他にも、当初の見込みよりも税収が減って、今年度使った分のお金を払うために、(写真の最後の行)減収補てん債の補正212,700とあります。
これは、税収が減ってしまい、お金が無くなってしまったから、約2億1300万円を臨時で借り入れをしたということです。
企業で言えば、売上が減ってしまったので、運転資金を借入している状態です。
つまり、今の鹿嶋市は、
・貯金も限界の状態にあり
・税収減により、今年度の出費も借金しなけれ払えない
・来年以降も税収が減り続ける
状態にあるのです。
さらに、これらの状況には、
日本製鉄の高炉停止による事業縮小は、織り込まれていない
数値なのです。
それを、歴史資料館を作って、観光で稼ぐ街にすると言われても、維持費に1億円近くかかるであろうに、どうやって、それ以上の税収を稼げるというのか。
これは、どこか他の街の話ではなく、私たちの住んでいる街が、数年後に深刻な税収不足で、様々な市民サービスを打ち切らなければいけないことを、意味しているのです。
だから、私たち議員有志八人の会の議員は、
「効果が不透明な事業は延期して欲しい」
「財政の見通しがつくまで延期して欲しい」
と主張しているだけなのですが、市長派の議員12人による多数決で、これらの意見が封殺されてしまっているのです。
うちは、日鉄の社員でもないし、取引もないから関係ないよ。
と思う方もいるかもしれません。
しかし、これからこの街で働く人が減っていく以上、公務員を除く、鹿嶋市民を相手に商売をされている方の殆どに影響が出てくることでしょう。
人口が減少していくのですから。

コメント
124号沿い高松地区の調整区域を解除して一大アミューズメント施設並びにオカダマニラのようなカジノ施設をつくり人を呼び込めば魅力ある町になりますよ
>>1
コメントありがとうございます。
あの場所は税金を使って土地改良(田んぼ)した場所で、県から、なかなか許可が下りない場所なんですよね。平井東部周辺ですと、土地が余っているので、何かしらか誘致できるかもしれませんね。サテライトしおさいの隣接地など。
時代が変われば、やり方もかわらなくては雇用も高所得納税者も集まらないのが現実ですよね港を整備し豪華客船を停泊できるようにし高速道路を港まで延伸 素通りの鹿嶋から目的地の鹿嶋に 若者に夢でもいいから見せれる町 昔田んぼに投資をしたからダメではなく税収が上がれば問題はない荒療治は痛みがともなうものです。
白河の清きに魚も棲みかねてもとの濁りの田沼恋しき
なぜにそこまでしてハコモノを優先するのでしょうか?住民のためとか建前はいい、本音は何ですか?教えてください。
>>5
コメントありがとうございます。
流石に、人の内心まではわかりませんが、客観的に見て、あの年代の政治家は、建物を建てたり、道路を作ったりすることが、政治家の仕事と考えている方々が多いように思います。バブル崩壊前は、経済が成長しているので、作っても作っても、維持費を経済成長で相殺できたのですが、今は、そんな時代ではありません。
そういった理由もあり、前内田市長は来るべき人口減少社会に備え、就任時は16億しかなかった市の貯金を16年かけて26億まで増やして引退しました。途中、平井東部区画整理組合の事業を市施工にして十数億円の負担金を支出したり、東日本大震災の復旧をしたにも関わらずです。
しかし現市長になってから、たったの7年で貯金は、バブル崩壊時の水準にまで減らしてしまいました。
私が市長選挙に出た際、ポスティングを自分で一軒一軒していると、建設業組合の若手の方が、市長のビラ配りに動員されていました。選挙活動に協力してくれた方々への恩返しという理由もあるのかもしれませんね。