大船津地区で冠水続く ポンプ24時間稼働へ――台風25号、22日夜も水位低下見られず

台風25号による大雨の影響で、
鹿嶋市大船津地区では9月22日夜になっても
広い範囲で冠水が続いています。

22日夕方から、
自然排水だけでは冠水解消の見通しが立たないことから、
樋門を閉鎖し、
ポンプによる強制排水へと対応が切り替えられました。

さらに22時30分時点の情報では、
複数のポンプによる排水作業が続けられていますが、
現時点では冠水した水位に変化は見られていない
とのことです。

北浦の水位が下がらず、自然排水から強制排水へ

大船津地区では当初、
過去の経験を踏まえ、
各樋門を開放したまま自然に水位が下がるのを待つ対応がとられていました。

しかし、台風25号による大雨の影響で北浦の水位が下がらず、
冠水解消の見通しが立たない状態となりました。

そこで22日夕方から、
湖岸南部土地改良区の
「大船津第1樋門」「大船津第2樋門」、
施設管理課の「流川樋門」を閉鎖。

自然排水から、ポンプによって強制的に水を排出する方法へ
対応を切り替えました。

22時30分現在、複数のポンプで排水作業

22時30分時点では、
次の設備を使って排水作業が行われています。

・流川に臨時設置したポンプ 2台

・大船津新田排水ポンプ

・消防団のポンプ車 4台

このうち消防団のポンプ車4台については、
燃料と操作員の関係から、
22時でいったん撤収し、
9月23日午前9時から排水作業を再開する予定

となっています。

22時30分時点でも冠水した水位に変化は見られず

気になるのは、
排水作業を続けているものの、
22時30分時点では
冠水した水位に変化は見られていない
と報告されていることです。

北浦の水位が高い状態では、
地域内の水を排出すること自体が難しくなります。

一方で、
流川に臨時設置したポンプ2台と
大船津新田排水ポンプについては、
24時間体制で稼働
させることになっています。

夜間も排水作業そのものは継続されます。

大船津地区では床下浸水も発生

大船津地区では、
広範囲の冠水に加え、
一部で床下浸水も発生しています。

水が引いた後には、
浸水した住宅などについて、
消毒等の対応が必要になる可能性

もあります。

まずは一刻も早く水を排出することが最優先ですが、
冠水解消後の衛生面や生活再建への対応についても
考えていかなければなりません。

23日朝から消防団のポンプ車も排水再開へ

交通防災課及び都市整備部の職員については、
22日夜の状況を確認した後、
いったん撤収し、
23日に再び登庁して対応する予定です。

また、消防団のポンプ車4台についても、
23日午前9時から排水作業を再開する予定です。

流川の臨時ポンプと大船津新田排水ポンプは
夜間も24時間体制で運転を続けるため、
23日朝までに冠水した水位がどこまで下がるのかが、
次の重要なポイントになります。

今回の冠水対応は、今後しっかり検証する必要があります

現在は何よりも、
大船津地区の冠水を解消することが最優先です。

そのうえで、
今回の対応については、
被害が落ち着いた段階で検証する必要があると考えています。

なぜこれだけ広範囲の冠水が発生したのか。

北浦の水位が高いとき、
自然排水ではどこまで対応できるのか。

どの時点で樋門を閉め、
強制排水へ切り替えるべきなのか。

現在の排水ポンプの能力は十分なのか。

また、消防団のポンプ車を長時間運用する場合、
燃料の確保や操作する人員の体制を
どのように構築しておくべきなのか。

今回の対応を記録し、
「次に同じような大雨が降ったとき、もっと早く対応できることはないか」
という視点で検証することが重要です。

引き続き状況を確認していきます

大雨警報が解除されても、
大船津地区では水害への対応が続いています。

特に今回は、
雨がやんだ後も北浦の水位が下がらず、
地域内の水を排出できないという状況が続いています。

「雨がやんだ=災害が終わった」ではありません。

夜間、冠水している場所へ様子を見に行くことは避け、
安全を最優先にしてください。

23日朝の水位や排水状況、
床下浸水などの被害状況についても、
引き続き確認していきます。

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