鹿嶋市、9月前半は日照わずか20.6時間 雨量245.5mm――農作物への影響が心配です

「今年の9月は、本当に雨が多いな」

そう感じている方も多いのではないでしょうか。

実際に気象庁のデータを確認してみると、
今年9月前半の鹿嶋市は、

かなり雨が多く、日照時間が少ない状態

となっています。

9月1日から15日までの鹿嶋市の気象データを集計すると、


降水量は合計245.5mm。
日照時間は、15日間でわずか20.6時間。

特に9月7日には、
1日だけで137.0mmの雨が降りました。

そして、9月1日から15日までの15日間のうち、
日照時間が「0時間」だった日は8日もありました。


9月前半の鹿嶋市の気象データ

鹿嶋市だけではありません

今回の長雨と日照不足は、
鹿嶋市だけで起きているものではありません。

気象庁のデータを見ると、
関東甲信地方では9月に入ってから、
平年を大きく上回る降水量と、
極端に少ない日照時間が続いています。

中でも9月6日から12日までの7日間では、


降水量は平年の約4.8倍。
日照時間は平年のわずか12%。

という状況でした。

さらに、9月2日から15日までの14日間で見ても、
関東甲信地方の降水量は平年の約2.8倍、
日照時間は平年の約3分の1となっています。

つまり、
「今年の9月は雨が多い気がする」
という感覚だけではありません。


気象データを見ても、例年とはかなり違う天候が続いている

ことが分かります。

15日間で、晴れたのはほぼ9月14日だけ

今回のデータを見て、
私が特に驚いたのは日照時間です。

9月1日から13日までは、
晴れ間があっても長続きせず、
日照時間0時間の日が何日も続きました。

9月14日になってようやく晴れ、
この日だけで10.8時間の日照がありました。

しかし翌15日は再び日照時間0時間。
雨量も7.5mmを記録しています。


9月前半の日照時間20.6時間のうち、
半分以上が9月14日の1日だけ

という状況です。

これでは農作物への影響が心配になります。

長雨と日照不足――農業への影響が心配

私は今回の9月議会の一般質問でも、
鹿嶋市の農業政策について取り上げました。

鹿嶋市でも、
野菜や米、メロン、サツマイモなど、
さまざまな農作物が生産されています。

農業にとって雨はもちろん必要です。

しかし、これだけ雨が続き、
さらに太陽が出ない状態が続けば、
「恵みの雨」とだけは言っていられません。

長雨では畑に水がたまりやすくなり、
根が傷んだり、農作業そのものができなくなったりする可能性があります。

さらに日照不足が続けば、
光合成が十分にできず、
農作物の生育の遅れや品質低下につながることも考えられます。

湿度の高い状態が長く続くことで、
病害が発生しやすくなることにも注意が必要です。

すでに各地の農家から被害の声

こうした影響は、すでに他地域で現れ始めています。

報道では、千葉県のニンジン畑で大雨によって種や土が流され、
まき直した後も長雨と日照不足で生育への影響が出ている事例が紹介されています。

ネギについても、
大雨による被害に加えて日照不足が回復を遅らせているとして、
今後の収穫量への影響が心配されています。

野菜の出荷量が減れば、
その影響は農家だけにとどまりません。


収穫量の減少 → 市場への入荷量減少 → 野菜価格の上昇

という形で、
私たちの食卓にも影響する可能性があります。

鹿嶋市の農家への影響も確認していきたい

現時点で、
今回の長雨と日照不足によって
鹿嶋市の農作物にどの程度の被害が出ているのかは、
まだ数字として明らかになっていません。

だからこそ、
今後の状況を注意して見ていく必要があります。

特に農業は、
天候によって収穫量も品質も大きく左右される産業です。

長雨によって農作業が遅れたり、
農作物の生育不良や病害が発生したりすれば、
農家の収入にも直結します。


市としても、JAや県の農業関係機関などと連携し、
鹿嶋市内の農作物への影響を早めに把握していくことが重要

だと思います。

被害が大きくなった場合には、
国や県の支援制度が利用できないかということも、
早い段階から情報収集しておく必要があります。

気候の変化を前提にした農業政策も必要に

近年の農業は、
猛暑、少雨、大雨、台風など、
さまざまな気象条件への対応が求められています。

今年のように、
今度は「雨が続いて太陽が出ない」ということもあります。

天候そのものを行政が変えることはできません。

しかし、

気象の変化による影響をできるだけ早く把握し、
農家に情報を届け、必要な支援につなげる

ことはできます。

先日の一般質問でもお話ししましたが、
農家の方々が行政に求めているのは、
単に補助金を増やすことだけではありません。

「使える制度を教えてほしい」
「必要なときに行政につないでほしい」
「鹿嶋の農産物をもっと売れるようにしてほしい」
という声もあります。

今回の長雨と日照不足についても、
まずは市内の農家の皆さんから状況を聞き、
どのような影響が出ているのか確認していきたいと思います。

9月後半は、少しでも天候が回復してくれることを願っています。

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