昨日の予算委員会終了後、議員有志の会にて、市長あてに要望書を提出いたしました。
昨日の昼に申し入れたこともあり、市長の時間調整ができなかったので、副市長に対応して頂きました。
これまでの報道では、日鉄さん自体は、雇用を守っていく方針を打ち出しておりますが、高炉休止により、生産量が落ちることから、日鉄さんだけでなく、周辺の企業にも影響が出るのではと、不安に思っている市民の方々の不安を払しょくして頂きたいということを念頭に、要望書を作成しています。
これまでは議員有志八人で要望書を提出していましたが、日鉄に関する内容ですので、日鉄労組選出の議員さんを除いた6名での提出となっています。
以下が、実際に提出した要望書になります。黒字が原文で赤字が、ブログ用の解説になります。
要望書
今回の日本製鉄㈱の、東日本製鉄所鹿島地区の高炉一基休止報道を受けての、市民不安を払しょくするために鹿嶋市として、以下の事項に取り組んでいただくよう、要望いたします。
1. 鹿嶋市主導の対策本部も設置し、直ちに対応に当たること
・ 県主導の対策本部だけでなく、鹿嶋市役所においても早急に鹿嶋市対策本部を設置し、地域の実情に詳しい基礎自治体として、主体性をもって対策にあたるための組織を設置すること。
・ 圏内の金融機関、商工会議所、商工会、工業業界、建設業界、県労働局等の地域経済と関係の深い団体や国県等の自治体関係者たちと、意見交換及び実効性のある施策を打ち出せる体制を整え、市民の不安を払しょくするための取組を早急に始めること。
1については、現在茨城県が対策本部を設置しています。しかし、知事も鹿島地区だけに専任であたるわけにはいきません。今後、ハローワークや地元の関連企業と密に情報共有を図っていくためには、やはり県ではなく、鹿嶋市が主体となって対策本部を設置し、常に情報収集をし、各団体と連携していく必要があると考え、上記の要望をしています。
2. 今後、数年にわたり鹿島地区において新卒採用が控えられることが予想されることから、市内在住の学生の就職活動のサポート体制を構築することを求める
・ 圏内の公立私立高校の就職担当の先生方と緊密な連携をとり、学生の地元就職に対する不安を払しょくするための取組をすること。
・ 市内優良企業で働くことへの魅力を伝える取り組みを進め、市内及び近隣市での就職活動をサポートすること。
2については、地場産業の今後の業績が不透明になることから、来年度の新規採用が大幅に控えられるのではないかということを、懸念しています。就職支援は主に高校の進路担当の先生が中心となっていますが、県立であるため、鹿嶋市は関わりが薄いところです。コロナ禍で業績を伸ばしている業種もあります。地域産業とも密接な関係にあります鹿嶋市も積極的に、採用意欲の高い企業などに、採用の協力を仰ぐなど、主体的な取り組みを求める内容となります。
3. 地場産業への支援
・ 仕事が減少し、新たな業態転換をはかる中小企業を対象に、数百万円単位での支援金を支給し事業継続に前向きな企業の経営を後押ししていくこと。
(今後もこの地域で企業存続に努力する企業に対して、業態転換や新規事業への投資に対して、金銭面での支援を求める内容です)
・ 当面の期間、公共事業については、鹿島地区を優先的に選定してもらうよう、国県に強く要請すること。(文面通り、急激な仕事の減少に備えるため、鹿島地域へのインフラ整備などを前倒し及び新規に発注してももらうことを要請してほしいという内容です。)
・ 地場産業の経営者に対し、今後の意向調査等を行い、茨城県内及び近隣県でのニーズの把握に努め、新たな取引先の発掘や、求められている業態の把握に努め、経営の支援をはかること。
(業態転換を図ろうとしている企業に対して、圏内での需要の高い業態の情報収集をし、それらの業態への転換を支援することを目的に要望しています)
・ 地場産業の従業員に対し、今後の意向調査等を行い、茨城県内及び近隣県でのニーズの把握に努め、新たな就職受け入れ先の発掘に努めること。
(工業地帯の関連産業に従事している方が、専門技術・特殊技術をお持ちの方も多いでしょうから、そのような即戦力となる技術者を求める企業の情報収集をすることを求める内容です)
令和3年3月10日
鹿嶋市議会議員
田口 茂 立原 弘一 河津 亨 佐藤 信成 菅谷 毅 川井 宏子
—–ここまで
このような内容になっています。
今回の要望は、発表から数日の間に届いた、市民の皆様からの不安の声に応えるため、まずは鹿嶋市として、初動体制をきちんととり、不安を払しょくするための体制づくり、方向性を示してもらうための内容となっています。
まだまだ、多くの皆様が、不安に思っていることと思います。
また、鹿嶋市に、取り組んでもらいたいこともあるかと、思います。
私たち議員は、皆様の声を市政のカタチにするために存在しています。
私たちに足りない点などあれば、遠慮くなく、ご連絡いただければと思います。

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