茨城県が8月26日に公表した「令和8年度学校基本調査」の速報値によると、県内の小学生は120,633人で、前年より3,465人減少。44年連続の減少となりました。
中学生も65,290人で15年連続の減少となり、小学生・中学生ともに過去最少となっています。
少子化という言葉は以前から聞いてきましたが、学校に通う子どもたちの人数を見ると、その影響がより身近なものとして感じられます。
そして鹿嶋市でも、すでに学校や幼稚園のあり方そのものを見直す段階に入っています。
鹿嶋市でも学校再編が具体的に
鹿嶋市は令和6年12月、市立小学校について「通常学級数6学級」「同一学年児童数12人、かつ全校児童数72人」のいずれも下回る場合、統合などを検討するという「学校規模適正化基準」を定めました。
この基準に該当したのが、中野西小学校と豊津小学校です。
その後、保護者や地域の皆さんを交えた検討を経て、鹿嶋市教育委員会は「鹿嶋市学校規模適正化実施計画」を策定しました。
現在の計画では、
- 中野西小学校:令和8年度末で教育課程を終了し、令和9年3月31日に閉校。大同西小学校へ編入
- 豊津小学校:令和9年度末で教育課程を終了し、令和10年3月31日に閉校。鹿島小学校へ編入
することになっています。
鹿嶋市においても少子化による学校再編が、将来の話ではなく、すでに具体的なスケジュールとして動き始めています。
幼稚園も再編の時代へ
さらに市立幼稚園についても、少子化の影響が表れています。
令和7年度、令和8年度の園児募集で、市立幼稚園4園すべての3歳児新入園希望者が10人未満となり、休園・統合を検討する基準に該当しました!
このため市は令和8年5月、具体的な再編スケジュールを示す実施計画を策定しています。
学校は「人数」だけでは考えられない
児童生徒数が減少すれば、一定の学校再編は避けられない部分もあると思います。
一方、学校は単に子どもたちが勉強する場所ではありません。
運動会や地域行事、防災活動などを通じて、地域の人々を結びつけてきたコミュニティの中心でもあります。
だからこそ、「子どもが減ったから学校を減らす」という数字だけの議論にしてはいけないと考えています。
子どもたちにとって望ましい学級規模や教育環境を確保すると同時に、学校がなくなった後の地域をどう支えていくのか。
中野西小学校、豊津小学校の今後は、鹿嶋市の他の地域にとっても決して他人事ではありません。
10年後、20年後の鹿嶋市で、子どもたちがどのような環境で学ぶべきなのか。
少子化を単なる「学校を減らす問題」としてではなく、教育と地域づくりを一緒に考える問題として、私も議会でしっかりと向き合っていきたいと思います。


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