こんにちは佐藤信成です。
議会での議論が、皆様にもわかりやすく伝わるように、委員会での実際の質疑応答の様子を記事にしています。
今日からは、有志の会からは、河津とおる議員が所属している、文教厚生分科会の内容の報告となります。
第1回目は「夜間小児救急診療事業」について取り上げます。子どもの命を守るこの事業は、地域の安心に直結する大切な取り組みです。
<委員会内での質疑応答>
Q. 受診者数が減っていることに対する今後の対応策は。
A. 受診者数は減少しており、特に0~3歳が約5割、小学生以下で7割を占める。少子化の影響が大きいと考えられる。対象児は減っているが、引き続き周知し、いざというときに利用できる診療所として維持していきたい
Q. 救急車で搬送されるケースがあるが、診療所を経由するメリットは。
A. 保護者の判断で直接救急車を呼ぶ場合もあるが、診療所を経由した場合は搬送先病院と直接調整してから救急車を要請するため、受け入れ先探しに時間がかからない。ただし診療所受診の分だけ時間がかかることもある
Q. 子どもの救急搬送の待機時間はどの程度か。
A. 小児の受け入れ先は限られるため、搬送先が遠くなる懸念があり、大人よりも対応時間が長くなる可能性がある
Q. 老朽化への対応はどう考えているか。
A. 神栖済生会病院への吸収案もあるが、距離が遠くなり負担集中するため現行体制を維持したい。改修か建替えかの議論には至っていない
Q. 受診者減少の理由は少子化以外にあるのか。
A. 県の「子ども救急電話相談#8000」の周知や、コロナ以降に夜間の検査を行わなくなったことも影響している
Q. 負担金の見直しは検討しているか。
A. 現時点では検討していないが、将来的に建替えや大規模改修があれば負担割合の見直しが必要になると考えている
Q. 市内の小児科増加による影響はあるか。
A. 開設当初は市内に小児科が2か所だったが、現在は3か所。休日診療の充実もあり、救急診療所に頼らず済むケースが増えている
Q. 利用者からの要望は届いているか。
A. 特別な要望はないが、「昨夜診てもらった先生にかかりたい」との問い合わせはあった
Q. 医師の協力体制はどう変化したか。
A. 当初は内科医も含め広く協力を得ていたが、現在は鹿島医師会所属の小児科医、神栖済生会病院、順天堂大学病院で分担している
<委員の意見>
「利用者が減っているのは分かるが、身近にあったことで助かった経験がある。何としても守ってほしい」
「非常にレベルの高い政策であり、誇りを持って発展させてほしい」
夜間小児救急診療所は、少子化や医療体制の変化により利用者が減っている一方で、保護者にとっては心強い存在であり続けています。建物の老朽化や負担金の在り方といった課題はありますが、地域の命を守る仕組みとして今後も維持・発展させていくことが強く望まれています。

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